照明研究に関するメディア掲載
照明全般
- ピタリと決まった照明では「食」は豊かにならない──東京都市大学・小林茂雄教授に聞く、「ヒカリイク」 人と光に向き合うデザイン情報サイト、2024.6.28
- 神戸新聞 2024/1/25朝刊<光はるか 1995年のルミナリエ>(5)照明 大切な人に会える気がする
- 災禍の地に光がもたらす役割とは−?
東京都市大の小林茂雄教授=環境心理学=によれば、一つは追悼。キャンドルの明かりで犠牲者を悼むのは世界共通。そこに不思議と、人種や宗教の壁はない。
もう一つは復興の象徴としての光。神戸で生まれ育った小林さんは言う。「摩耶山から見る夜景に輝きが戻ったとき、神戸の復興を強く感じた」
小林さんは東日本大震災の後、津波被災地などで照明の設置活動を続けてきた。追悼と復興。さらに加えるなら、安心。これも災害を経験した人々が求める明かりの役割かもしれない。
- 健康維持につながる!室内照明を自然光の変化に合わせることの重要性【東京都市大学・小林教授】、ウェルビーイングメディアWellulu(ウェルル)、2023.10.20
- 私たちは日常生活の中で自然と光を浴びているが、この光が実際に私たちの身体にどのような影響を与えているかについて知っているだろうか。
実は、光環境は直接人の行動に影響を与えるだけでなく、身体の周期的な変化にも大きく関係していることが明らかになっている。今回、東京都市大学建築都市デザイン学部建築学科の小林茂雄教授に、光環境と生体リズムについて、それにまつわる睡眠や室内照明、生体リズムを整えるためのアドバイスなどについてお話を伺った。
- 小林茂雄:豊かな暗やみを探して、「余はく」、Vol.49 秋号 pp.08-11, 2023.8
- 昼間の上着を脱ぎ、自分に還る夜。心がほぐれ、内側にある想いがこぼれ出る。そんな時間とともにあるのが、灯り。灯りは、いつもの日常をほんの少し特別なものにしてくれます。そう、灯りには≪豊かな暗やみ≫をつくり出し、人との関係さえも変えていく確かなちからがあるのです。日常の中の灯りと出会い直し、よりよい関係になるために、今回は東京都市大学建築学科を訪ねました。
- 「例えば、薄暗い環境と明るい環境とでは、食事の仕方や声の大きさはどのように変化するかを調べると、薄暗いほうが、 咀嚼音が小さく、話し声が小さく会話の速度も遅くなり、お互いの姿勢が少し前傾することがわかりました。そこから話の内容も個人的なものが増えることが想像できます。これまで灯りを暗くすると雰囲気がよくなるといわれてきましたが、それだけではなく、行動が変わることで人の心理も変わり、それがその後の親密な対人関係につながると考えられるのです」と小林先生。
- オンラインマガジン do-ya?(ドーヤ?)大阪ステーションシティ 2022.12.09
- イルミネーションデートの必勝法を学説的に考えてみた
冬の定番デート、イルミネーション。夜にきらめく光は、人々をロマンチックな気持ちにさせます。いや、冷静に考えてみましょう。どうして私たちは、ただの電球が集まったものに、“ロマンチック”なんて感じてしまうのか、不思議じゃありませんか?どうしてこんなにも人々はイルミネーションにひかれ、毎年カップルたちはこぞってイルミネーションを観にいくのでしょうか?
そこで建築・都市の光環境や空間心理の専門家、東京都市大学の小林茂雄教授に、イルミネーションが人にもたらす心理的作用について取材を実施。「照明的観点から見た“親密度爆上げ“冬のおすすめイルミネーションデートプラン」 を真面目に考えてみました。
―そもそも、どうして人はイルミネーションを観にいくのでしょうか。
小林さん:人間というのは“光にひかれて集まってしまう生きもの”なんですよ。
―虫みたいな言い方ですね。
小林さん人工照明がなかったころ、人間にとっては太陽の光だけが頼りでした。光のおかげで食べものを見つけられたり、歩けたり、自分の身を守ったり、まさに光の存在は生きることに直結していた。光があるとそこに集まり、暗闇だと不安に感じるのは、そのころから人間にインプットされた性質なんです。
- 日本経済新聞 2021年12月4日
- 御堂筋イルミネーションのグリーン電力使用についてコメントしました。
さらに電気代のうち、40万円ほどは「グリーン電力証書の購入」にあてられている。グリーン電力は太陽光発電などで得られた電力。電力証書を購入すると、グリーン電力を使用したとみなされる。同イルミネーションでは、開始初年度から購入している。
「これだけの規模でグリーン電力証書を購入しているイルミネーションは珍しい。環境を意識したイルミネーションの先駆けといえるのではないか」。都市と建物の光環境計画に詳しい東京都市大学の小林茂雄教授は話す。今年はよみうりランド(東京都稲城市・川崎市)などもイルミネーションで電力証書の購入を始めた。「社会的な責任や環境問題への関心の高さを背景に電力証書を購入するイルミネーション実施団体が増えている」(小林教授)
- 小林茂雄:冬の絶景を旅する ライトアップ、イルミネーション、『ゆうゆう』2022年01月号、pp.52-55、主婦の友社
- 単に光が美しいだけでなく、文化や伝統、地形や建物などに光が加わることで生まれる絶景を紹介してくださる小林茂雄さん。そこでしか見られないオリジナリティに注目を。
- 2021年8月13日[かんさい情報ネットten.―読売テレビ]
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「カラクリ」のコーナーでは、照明選びのポイントについて解説していました。
東京都市大学建築都市デザイン学部建築学科の小林茂雄教授によると、今年3月に行った生活リズムの変化についての調査では、オフィス通勤する人に比べてリモートワークする人の方が「生活リズムが顕著に悪くなった」と回答する人が多かったとのこと。その原因となるのが自宅は働きやすい照明環境ではないためとのことです。そこで番組では家で快適に過ごせる照明選びについて解説していました。紹介されたポイントは2つ。
ポイント(1)「時間に合わせて照明を変化させる」 朝は白く強い照明で脳を活性化。夕方・夜は赤っぽい光でリラックス。寝る前は低い位置に暖色系の照明を置くことで睡眠の質も向上します。
ポイント(2)「生活の場面ごとに照明を変えると快適に」 リモートワークに適しているのは、白くて明るい照明。子どものリビング学習にもおすすめだとか。
- 2021/08/02 マイナビニュース 快眠を導く「明かり」とは? 寝る前の1時間の明かりが眠りの質を高める
- 東京都市大学 建築都市デザイン学部建築学の小林茂雄教授が「在宅勤務時代における照明による睡眠の質の向上」について解説してくれました。小林教授は建築において、光や空間環境が人に与える影響などについて研究しています。
なぜリモートワークだと睡眠の質が悪くなるのでしょう? 小林教授はこの理由について「睡眠の質が悪化する理由は環境や生活習慣、心身の状態などいろいろありますが、理由のひとつとして『明かり』も関係します」とのこと。小林教授によると、寝る前だけ照明を暗いオレンジ系にすればよいのではなく、「昼はしっかり明るく白い光を浴び、夜は穏やかでオレンジ系の明かりに切り替える」ことが重要。つまり、昼と夜の光で人間の交感神経と副交感神経を切り替えることで、自律神経のバランスが整い、質のよい睡眠につながります。
小林教授による睡眠前後の最適な照明環境は、以下がよいとのこと。
・寝る1時間前から明るさを絞り、オレンジ系の色で間接照明を中心にする
・睡眠中は真っ暗、あるいは薄暗い明かりのどちらでもよい
・起床30分前から徐々に明るく白っぽい明かりにする
- 2021/07/30(金) ペン オンライン(Pen Online) 睡眠不足の原因は「照明」? 良質な睡眠をとるために必要なことを専門家が解説!
- 照明の専門家でもある東京都市大学 建築都市デザイン学部建築学の小林茂雄教授を招き、睡眠の質を高める光の条件や一般家庭・オフィスにおける適切な照明器具について解説する「Dyson睡眠環境
勉強会」が開催された。
- 小林教授が全国25歳〜59歳のオフィスワーカー男女600名を対象に行ったインターネット調査によると、全体の5人に1人がコロナ禍前と比べて生活リズムの乱れを実感し、同時に睡眠に関するさまざまな悩みを抱えているという結果に。また、睡眠をはじめとする生活リズムの乱れを実感している割合は、リモートワークを導入している人の方がそうでない人よりも高かった。
睡眠に影響を与える要因は「寝室環境」「心身の状態」「生活習慣」の3つに大きく分けられ、小林教授が重要なものとして挙げたのが寝室環境。その要素には寝具、音、室温・湿度、そして光(照明)環境などが含まれる。このうち光環境について、就寝中の光の明るさには気を配っても、眠りに入る前から光の明るさを調整している人は少ないだろう。だが近年の研究では次のような知見が得られていて、良質な睡眠を得るには就寝前から光環境を調えていくことが必要と考えられる。
- 2021/07/28 マイナビニュース 照明で“睡眠の質”は向上できる!? 専門家がすすめる光環境の作り方とは
- ダイソンは26日、照明環境が睡眠の質におよぼす影響について考える勉強会を開催。はじめに登壇したのは、東京都市大学の小林茂雄教授。同氏は、リモートワークを取り入れているオフィスワーカーの間でいま、睡眠トラブルを抱える人が増えていると指摘した。
- 小林教授は「在宅勤務の際は、できるだけ窓際で作業をするように心がけます。照明は白色で、明るめが良いでしょう」とアドバイスしている。
最後に小林教授は、大学生を被験者として実施した調査データを公開。自然光の明るさと光色(色温度)に合わせて自動調光できる照明を利用して、就寝予定1時間前から暖色系(2700K)の間接照明で壁と天井を照らした被験者の睡眠データが良好であったと紹介した。これらの結果を踏まえ、睡眠の質を向上させるために照明環境で押さえておくべきポイントとして、「寝る1時間前には間接照明に切り替えて静かに過ごす」「自身の生活リズムにカスタマイズさせた自動調光・調色できる照明を導入する」とまとめた。
- 建設通信新聞 2021-05-09 【健康建築】自然光に似た照明で睡眠の質向上? 室内照明と身体リズムへの影響を検証
- 室内照明の照度(明るさ)や色温度(色味)が、その室内で過ごしている人の健康にどのような影響を与えるのか――。東京都市大学の小林茂雄建築都市デザイン学部建築学科教授らは、オフィス勤務や在宅勤務のワーカーを対象とした調査、寝室の照明を使った実験を行い、室内照明の照度と色温度を自然光の変化に似せて調節すると、睡眠の質が高まることを示した。
小林教授は、自然光に似た照度や色温度で推移する光を浴びると睡眠の質向上につながるといえるが、オフィスワーカーはそのような光を十分に浴びていないこと、在宅勤務の方がより深刻な状況である傾向を指摘した。
- 保健指導リソースガイド 2021年05月10日 【新型コロナ】リモートワークで生活リズムが乱れ睡眠不足に 自然光の変化に合わせた室内照明で睡眠の質を向上
- コロナ禍でライフスタイルや働き方が変わり、睡眠をはじめとする生活リズムが乱れてしまう人が増えている。東京都市大学は、生体リズムや睡眠の質を高める光の条件と、一般家庭やオフィスでの適切な照明器具の選び方、コントロール方法について研究している。このほど、寝室の照明を、自然光の変化にシンクロして、照度・色温度が自動調節されるものに代えると、リラックスでき、睡眠が改善することを突き止めた。
「光や照明と生体リズム、睡眠の関係性に関する研究は、過去数多くありますが、コロナ以降の生活環境で検証を行った研究は少なく、今回研究は、生活リズムが乱れがちなコロナ禍の健康維持や、住宅やオフィスの照明状態、光環境の設計に役立つことが期待されます」と、研究グループでは述べている。
- 2021年4月26日(月)TBSテレビ「Nスタ」
- 緊急事態宣言の対応について紹介された。ネオンやイルミネーションなどの消灯を呼びかけたことから、東京タワーやレインボーブリッジなどの建物は20時に消灯された。小池都知事は人の流れを抑制するための措置としており、東京都市大学の小林茂雄教授は「視覚的なメッセージ性はあるが犯罪への監視効果が薄れる」などと話した。
- 2021/04/26 TBSテレビ 【あさチャン!】
- 4月25日夜8時、都庁や国会議事堂、東京スカイツリー、レインボーブリッジなどが消灯され、ネット上には「戦時中の灯火管制」といった意見が投稿された。
“宣言”初日・東京でネオン消灯「人流抑制」の効果はある?
夜間の外出を控える大規模消灯について、どれほどの効果が期待できるのか?東京都市大学・小林教授は「驚いた。夜間の照明を調整することによって外出を抑えるという試みは私はあまり国内でも国外でもあまり聞いたことがない」。“人の流れを抑える一定の効果が期待出来る”と話す。
小林は「(消灯すると)華やかさがなくなるという事で人々が行きたくなるような気持ちを抑える効果がある。罪悪感を感じやすくなる。確信的なことは言えないが割と早く効果が出るのではないかと思っている」。視覚的に強いメッセージ性があり人流抑制の効果がある。目印なく道に迷う、犯罪への監視効果が薄れるデメリットも指摘される。
- サンデー毎日 2020/4/5号 ゼミナール・ラブ!
- 東京都市大学建築都市デザイン学部建築学科小林研究室
照明と色彩で街の新たな魅力を創作 - 毎年、近隣商店街の桜並木と暗渠化された川をライトアップする小林研究室。
「光のプロジェクトは街をじつくりと観察し、そこにストーリー性を発見するところから始まります」
桜をモチーフにしたランプシェードを手に、昼間の景観は変えられないが夜なら変えられると語る小林茂雄教授。
山形県金山町のライトアップでは、派手な照明を使わず水路や鳥居、漆喰の土蔵などを小さな明かりで点々とつなげて、集落全体を一体感のある風景として作り出した。
また、歴史ある建築物も最新LED制御による巧みな間接照明でさらに美しく演出。活動はクリエーティブで斬新だ。
- 日刊工業新聞 2019/7/25 照明器具設置で街の防犯性向上 東京都市大調査・実証
- 科学新聞 2019/7/26 街の照明一新 安全性アップ 宮城県気仙沼市
- 都市大・早大グループ あえて照度下げ広範囲で視認性向上
- 読売新聞 2019/5/30 [未来のあかり]<3>人間関係深めるオフィス照明…柔らかな光 音も吸収し穏やかに
- 吸音性を持たせたアコースティック照明について。東京都市大学教授の小林茂雄さん(建築環境学)は、「人が光と音に求める機能を併せ持った製品」とする。ピカピカ、がやがたした空間は活気があるが落ち着かない。エアコン室外機の作動音など機械が発するわずかな音や目から入る強い光が人にストレスを与える場合もある。人は、無意識に光や音の強さを緩和したいと感じるという。
- 「天井から照らす日本に対し、ヨーロッパの主流は壁掛けや吊り下げ型。人の顔に近い位置だが、穏やかな光だ。加えて、残響を抑えて音を和らげ、リラックスして会話できる空間を効果的に生み出せる」とする。
- 産経新聞 2016.12.13 ルミナリエ閉幕後も…Xマスに向け 光の催し、神戸彩る
- 神戸でイルミイベントが盛んな理由について、東京都市大工学部の小林茂雄教授は「もともとクリスマスなど屋外のイルミネーションはドイツ発祥。日本では明治後半、ドイツ人が多く住んでいた港町の神戸から各地に広まっていったからではないか」としている。
- 韓国 CJ HelloVision
- 韓国のテレビ番組で、日本の都市の夜景の特徴、特に神戸と横浜とお台場の夜景を構成する光、各々の夜景の魅力について説明しました。横浜の山下公園で収録しました。
Main title: Romantic Yeosu(city)
Part 1: Wake up the sea. 2016年9月23日放送
Part 2: Design the sea. 2016年9月30日放送
- テレビ東京「解決スイッチ」『室内イルミネーションを安く作る!30円LED&テープライトでXマス』 2015年11月26日(木) 17:20〜17:50
- 【出演】 草野仁 , 森尾由美 , 小林茂雄
今回のテーマは『室内イルミネーションで居心地の良い空間を作る』。森尾由美は東京都市大学の小林茂雄教授を訪ねた。二子玉川ライズのイルミネーションなどを監修しているという。研究室はシチュエーションに合った色を選択できるようで、暖色系の照明は癒しをあたえるという。
小林教授とともに林さんの自宅を訪問。室内イルミネーションで居心地の良い空間の作りかたをレクチャー。暖色系のチューブ式のライトを廊下の側面に置くと、帰宅時に癒される効果があるという。
電飾を使わずに壁を装飾する方法としては、家庭用のレーザーライトが便利だという。窓のカーテンにはつらら式のライトを紹介した。
最新のイルミネーショングッズ「テープ式LEDライト」を紹介。特徴は厚さわずか3ミリの薄さと裏面が粘着テープになっていてリモコンで16色に変えられる。テープライトは間接照明として家具に簡単に取り付けられる。間接照明による下からの暖色系の光は自分の内面を引き出す効果があるという。
電源がないところの装飾テクニックを紹介。砲弾型LEDはボタン型電池を挟むと光る。砲弾型LEDは10〜30円で手に入る。ガラスのグラスに入れるだけでキャンドル代わりの照明になり、ボタン電池1つで数日間持つのでお得。
パーティーなどで盛り上げたいときは壁にレーザーライトを当てると手軽に楽しい空間が作れる。リラックスした雰囲気を楽しみたいときは間接照明だけですごすのもおすすめ。
室内では下からの光を意識するとリラックス効果がある。装飾が難しい壁や天井にはレーザーライトが効果的。窓の装飾はカーテンレールを利用し吊り下げ型のライトが便利。テープ式LEDライトは間接照明として使うと効果的。電源がない場所でも砲弾型LEDとボタン電池があれば室内の雰囲気が簡単に変えられる。
- テレビ東京「解決スイッチ」『Xマスを盛り上げる電飾&節電イルミネーション』 2015年12月3日(木) 17:20〜17:50 テレビ東京
- 【出演】 草野仁 , 森尾由美 , 小林茂雄
今回のテーマは安くて簡単にできるイルミネーション。東京都市大学・小林茂雄教授は様々なライトアップを手掛ける。山形県金山町ライトアップ2015、二子玉川ライズ「Winter Rise 2015」など。室外を飾るイルミネーションのメリットとして、近所の交流、防犯効果、家族の絆など。一般家庭での飾り付けに教授がイルミネーションをアレンジ。
イルミネーションの装飾ポイントは高い位置に取り付けると全体的なボリューム感が出る。装飾はガラスの反射を利用。壁にはLEDスポットライトが効果的で一つだけで全体を装飾できる。寒色系の中にポイントで暖色系を入れることでバランスがよくなる。ツリー用の飾りは光に動きをつける。雨対策は結合部分をタッパーに入れて雨から守る。屋外用延長コードなど。24時間タイマーコンセント、防雨型光センサースイッチタイマー付きの紹介。
教授のテクニックで劇的変化したイルミネーションを披露。安くて簡単にできるイルミネーションポイントは?
電飾は高い位置に取り付ける。全体にボリュームが出る。装飾はガラスの反射を利用。壁にはLEDスポットライトが効果的。一つで全体を装飾できる。クリスマスツリーのオーナメントを使うと光に動きが出て電飾の数も少なくて済む。屋内用の延長コードはタッパーに入れて雨から守る。
- The Japan Times: Designers illuminate us on their winter wonders, 2014.12.4
- クリスマスイルミネーションについて次のようにコメントしました。
- “(A massive display of) lights makes people excited, like fireworks in
the summer,” says Shigeo Kobayashi, an architecture professor at Tokyo
City University. “People often feel depressed during the long winter nights,
and illuminations lighten their spirits. The (physical) coldness is also
eased by lights.”
- 毎日新聞 朝刊 2014年4月8日 ウチの教授 東京都市大 小林茂雄さん「明かりで地域を活性化」
- 中目の黒本 Vol.4 2014年3月28日発行 pp.12-13 「ほの暗い夜の路地裏を歩くと、街の魅力や新たな面白さに出会えます。」
- ナカメの歩き方 インタビュー:小林茂雄 東京都市大学工学部建築学科教授。街と照明に関する研究をはじめ、街歩きなどに関する執筆活動も行う小林教授。夜のナカメ散歩を楽しむための「ひかりまっぷ」を、ゼミの学生たちと制作、夜にこそ街の魅力が現れるという、ユニークなその研究について聞きました。
- 公明新聞 「冬の街を彩るイルミネーション 非日常的な演出で緊張感を緩め、心静める」 2013年1月18日 第5面
- NHK/BSプレミアム『極上美の饗宴』 「幕末明治 最後の浮世絵師の“街”〜芳年と清親〜」 2012年5月16日(水): 午後9時〜10時
- 小林清親(1847-1915)の描く明治初期の東京の夜景に着目し、当時のあかりの風景を、裸火のガス灯と和蝋燭を用いた提灯などによって再現しました。
- テレビ東京『トコトンハテナ』【震災後 街の明かりはどう変わったの?】2011年5月22日(日) 夕方6時30分〜夜7時00分
- 東日本大震災後、街の明かりが暗くなった。以前と比べてどのくらい暗くなったのか調べてみた。また、街の明かりはそもそもどうあるべきなのか専門家を交えて考える。司会:高橋英樹、出演:クワバタオハラ、浜口順子、ゲスト:小林茂雄
- 毎日新聞 朝刊 「じっくり家を買う前に-8- 光と陰使い分けて 照明をデザイン」 2010年11月29日 17面
- 家に照明は不可欠ながら、こだわる人は今も多くはないだろう。東京都市大学で建築光環境学を研究する小林茂雄准教授(42)に聞いた。
- R25[アールニジュウゴ]; リクルート; No.255; 2009年12月17日発行
- 「オンナのキラキラ好きは永遠に… 表参道イルミにメリーXmas!」の記事の中でコメントしました。
それにしても、なんで女性ってイルミネーションが大好き(たぶん)なんでしょう?「女性は淡い光や繊細なグラデーションなど、自然の環境と一体化した光を好む傾向がある」(東京都市大学工学部・小林茂雄准教授)
- 読売新聞 「CO2削減、リサイクル…Xマス彩る“地球に優しい光”」 2008年12月13日
- 2008年のクリスマス・イルミネーションが暖色系の輝きが人気になったことや、省エネ対策についてコメントしました。
- LEDは約5年前から大量生産が始まり、急速に普及。価格は当時の3分の1以下になっている。武蔵工業大の小林茂雄准教授(建築学)は「消費電力は白熱球の約3分の1で環境に優しい」と言う。
- フジテレビ 「スーパーニュース」 2007年12月13日(木)17:00〜
- クリスマス・イルミネーションの盗難が相次いでいることに関連して、その背景と理由について説明し、盗難被害に遭わないための対策について実演した。千葉県外房でのイルミネーションが華やかな住宅地において、男性アナウンサーとロケを行なった。
- 日経BP記事 「2007年末のイルミネーション、LEDが主役に」 2007年12月21日
- イルミネーションにLEDが多用されるようになった背景には、どんな流れがあったのか。照明・色彩を中心とした環境心理学と都市・建物の視環境計画の研究を行っている、武蔵工業大学工学部建築学科准教授の小林茂雄氏に聞いてみた。
「LEDは、発色が鮮やかなことが特徴。光の原色である赤、緑、青を使って、色をゆるやかに変えることもできる。また、発熱が少ないので物のそばに置くことが可能だ。樹木などに絡めても傷めることがない。むろん、省エネルギーになるという点も大きい。消費電力量が少ないため、1つのコンセントからたくさんの電球を点灯できる」と解説する。
「LEDがイルミネーションに使われ始めた7〜8年前は、値段は現在の約10倍で、光も暗く鮮やかでなかった。LEDは現在も進化中の光源。毎年、高輝度の製品が開発されている。現在は、微妙な色合いや白熱球に近い色も出せるようになった。特に今年はピンクや水色といった淡い色や、光が動いているように点滅させる手法が見られることがトレンドだ」と分析する。
さらに小林准教授は、「今後は本来の土地や建物形状を基にした“場”との相乗効果のある作品を期待している」と話す。
山形県金山町ライトアップ
- 山形新聞 朝刊 2019/04/29
- 金山町中心部に明かりをともすライトアップが今年も、28日夜から始まった。ほのかな光が金山住宅の街並みを彩り、風情豊かな雰囲気が広がっている。同町と東京都市大建築学科の小林茂雄教授ゼミが取り組み、今年で6年目。学生と地元住民が麻ひもで球体のランプシェードを手作りし、町役場や観光施設、一般家庭約70カ所の軒下に設置した。この日は大堰公園で点灯式を行った。今年は園内の明かりを昨年より広範囲に配置し、散策しやすい環境に整えたという。同学科4年の大家歩美さん(21)は「普段の街並みに溶け込みながらも華やかさと温かみのある明かりを目指した。多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。点灯は11月末までの午後6〜10時。
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テレビユー山形「Nスタやまがた」 2018年8月8日
- 「金山町灯りで町おこし&金山まつり」の特集の中で、学生4名(遠藤駿太、近藤奈々美、淵田春奈、前田悠花)が金山町のライトアップとランプシェードづくりについて生放送で紹介しました。
- 山形新聞 2018年05月01日 柔らかな光、まち包む・金山 ライトアップで幻想的な風景
- 金山町中心部のライトアップが30日夜、始まった。柔らかな明かりが公園や民家を包み、昼間とはひと味違う幻想的な風景が広がっている。
板壁や石畳の景観を彩り、防犯にも役立ててもらおうと、町と東京都市大建築学科の小林茂雄教授ゼミが実施し5年目。点灯式が行われた大堰(おおぜき)公園では、学生と地元住民が手作りした麻ひものランプシェードや、スポットライト計約30個がともされた。訪れた近くの住民たちは桜がまだ咲く中、水面に映るオレンジ色の光を眺めながら、ゆったりとそぞろ歩きを楽しんだ。
同学科4年の吉田有里さん(22)は「自然や街並みに調和するよう、配置にこだわった。にぎわいの創出につながればうれしい」と話していた。点灯は10月末までの午後6〜10時。同公園のほか、町役場など約60カ所で行われる。
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- 朝日新聞 2017年5月14日 伝統の町並み、ツツジ1万本…鮮やかライトアップ
- 金山町が古い家屋の残る中心部の夜間ライトアップを始めた。毎晩午後6時から10時ごろまで、伝統の町並みがやわらかな光に包まれている。10月末ごろまで。
東京都市大学工学部建築学科の小林茂雄教授らの指導で2014年から開始。白いしっくいの壁や伝統の金山住宅の商家、土蔵が映えるような照明を施し、八幡神社のある楯山なども美しく見せている。今年は住民手作りのつりあんどん約200個も照らしている。
- 山形新聞 2017年4月26日 手作りの光 ともる街 金山
- 山形新聞 2016年05月02日 風情たっぷり、光回廊範囲広がる 金山・東京都市大生がライトアップ
- 金山町中心部で、東京都市大の学生によるライトアップが行われている。4年目の取り組みで、ことしはこれまでの大堰公園周辺から範囲を拡大。ほんのりとした明かりが中心街の街道沿いを照らし、街歩きにぴったりの雰囲気を作り出している。同大建築学科の小林茂雄教授ゼミの学生と大学院生計11人が実施。針金製の下地に麻ひもを巻き、オリジナルのランプシェードを制作した。中に発光ダイオード(LED)電球を入れたほか、裸のままの白熱電球も駆使し、計150〜160基の光源を用意した。
これまでの3年間は大堰公園や近くの八幡公園、街角交流広場だけに設置していた。だが、美しい景観を形成する中心街全体に広げようと、ことしは大通り沿いの一般住宅や店舗にも協力を依頼。快諾を得た約30軒の軒先にもシェードや電球をともすことができた。ランプシェードの網目が金山型住宅のしっくいや板塀に影を落とし、光と影のコントラストが幾何学模様を描き出す。ぼんやりとした明かりは大堰の水面に反映し、揺れる水と光が風情あふれる街並みに同調する。光の回廊をたどり、ゆっくりと街歩きを楽しむのも風情がある。
学生たちは4月23〜26日に金山を訪れ、町民の協力も得て、取り付け作業に取り組んだ。主担当を務めた大学院2年上村文也さん(23)は「中心街全体が光でつながり感動した」と喜んだ。点灯は9月末までの午後6時〜10時。
- 山形新聞 2015/5/1 朝刊一面 「光に誘われそぞろ歩き 金山・大堰ライトアップ始まる」
- 金山町中心部を流れる農業用水路・大堰のライトアップが30日夜、始まった。
東京都市大工学部建築学科の小林茂雄教授ゼミの学生が昨年に続き企画。学生8人が参加し、大堰が最も映える照明の設置位置や角度を決め、麻のランプシェードを手作りするなどした。町役場近くの延べ100メートルの区間に白熱電球と発光ダイオード(LED)電球合わせて約70個を設置した。
午後6時に点灯。日が暮れると水面を明かりが照らし、幻想的な風景をつくった。訪れた人は、写真を撮ったりベンチで景色を眺めたりと思い思いの時間を過ごしていた。企画に携わった同大4年の今村梨紗子さん(21)は「照明も含めて、大堰の自然を味わってほしい」と話していた。ライトアップは9月末までの午後6〜9時。
- NHK「NHKニュースやまがた6時」 2015年4月30日(木)18時10分〜19時00分
- 大堰公園のライトアップの様子が生中継されました。照明計画のコンセプトなどについて説明しました。
- 山形新聞 2013/10/6 朝刊 「金山・大堰の景観」「ムード際立つ光の力」
- 大堰公園で行った試験的なライトアップが写真付きで紹介されました。
二子玉川ライズ冬季環境演出
- 二子玉川経済新聞 2015年11月17日 二子玉川ライズのリボンストリート、東京都市大が光の演出 産学連携で初の試み
- 二子玉川ライズ(世田谷区玉川1)内の遊歩道リボンストリートで11月14日、東京都市大学(世田谷区玉堤1)とコラボした冬季環境演出「ときの旅人」が始まった。
同大との産学連携による初の試みという同演出は、同日スタートした冬季イベント「Winter Rise2015」の一環。同大学工学部建築学科の小林茂雄教授と同研究室の所属学生たち20人が演出を手掛ける。同研究室が培ってきた「空間心理に基づく光環境に関する研究成果」を、学生主体のフィールドワークを通して地域へ還元する地域貢献活動として行った。
テーマは「環境の揺らぎ」。二子玉川の環境の特徴である「光」「川」「風」をイメージし、多摩川の水と行き交う人々の流れなど、移り変わる時を光の反射を用いて表現した。同所のガレリアからつながる商業通路・リボンストリートの大階段には、水を模したホログラムシートの装飾を施し、太陽光や照明の反射を利用した水しぶきを演出。植え込みには、川の流れを連想させる青い照明を設置し、川に浮かぶ島や多摩川を表現しているという。
小林教授は「この演出を通じて二子玉川の街の風や樹木、川などの自然をあらためて感じ取ってほしい」と話す。プロジェクトリーダーを務める同研究室4年の今村梨紗子さんは見どころについて、「環境に反応して光の表現が変わる、そのタイミング」と明かす。
期間中、LED電球で光る花を作るワークショップ「ライズ花筏(はないかだ)プロジェクト」を開く(12月4日〜6日)。開催場所は同大学夢キャンパス=4日14時〜21時、二子玉川ライズ
中央広場=同5日、6日16時〜21時。同大による光の演出は来年2月29日まで。
- 教育家庭新聞 2015年11月16日 4面 研究成果を地域に貢献 東京都市大工学部 二子玉川ライズで「ときの旅人」
- 日刊建設工業新聞(2015.11.18)イルミネーションイベントに作品展示 東京都市大建築学科
- テレビ東京「解決スイッチ」2015年11月26日、12月3日で紹介
- KADOKAWA Walkerplus: 二子玉川ライズ「Winter Rise 2015」冬季環境演出「ときの旅人」
- 反射光を用いた演出で冬を彩る
駅の賑わいから華やかな商業ゾーンを抜け、だんだんと自然の色合いが出てくるリボンストリートを、訪れる人それぞれの気持ちの「うつろい」をテーマに光のゆらぎを演出する。大階段ゾーンではホログラムシートによる太陽光や照明の反射を利用した水しぶきの演出が人々を出迎える。その先の植え込みでは川に浮かぶ島をイメージし、川の流れを連想させる青い照明や、ホログラムシートの反射等による光の移り変わりや陰影が楽しめる。
伊豆熱川・稲取ライトアップ
- 静岡新聞 2016/7/21 闇に浮かぶ湯煙 温泉街を夜間照明 東伊豆・熱川
- 東伊豆町の熱川温泉観光協会は今夏から、温泉街のライトアップを開始した。日没を過ぎると、温泉の湯煙と発光ダイオード(LED)灯が明るく浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出している。
ライトアップしたのは伊豆急伊豆熱川駅前の広場や宿泊施設が並ぶ河川沿いの遊歩道、熱川温泉資料館周辺など。温泉街のシンボルで、もくもくと湯煙が立ち上る温泉やぐら4カ所も含む。
22、23日に開催する熱川海上花火大会の50周年記念事業の一環として、工学院大や東京都市大などと共同で企画した。同観光協会は「明かりを点在させることで、散策したくなる温泉街にしたい」としている。
- 伊豆新聞 2016年07月21日 温泉やぐらを電照 白熱球100個で旅情―熱川観光協
- 東伊豆町奈良本の熱川温泉で、温泉やぐらなどの夜間ライトアップ「夢あかり2016」がスタートし、白熱球の温かくぼんやりした明かりが観光客の旅情をかき立てている。
前身の熱川海上大文字焼花火大会から数えて50回目を迎える熱川海上花火大会(22、23日開催)の記念事業。伊豆有数の温泉場で湯煙上がる温泉やぐらをライトアップし、観光客に夜の街歩きを楽しんでもらおうと、12年度から同温泉の活性化策を提案している工学院大の西森研究室と、東京都市大の小林研究室、町の協力、支援を得て行った。
ライトアップしたのは伊豆熱川駅前、熱川荘前、お湯かけ弁財天、おおるり前の温泉やぐら4基と、同駅前広場、濁川河口付近の護岸欄干。白熱球を中心に計約100個の電球を効果的に配し、ゆったり流れる時間と空間を演出している。湯煙立つやぐらが漆黒に浮かび上がる景観は観光客に好評で、同協会には「温かい感じがいい」などの声が寄せられているという。
濁川の欄干と駅前広場のライトアップは、8月末まで。温泉やぐらは9月以降、省エネタイプのLED(発光ダイオード)電球に切り替えて継続する。点灯は日没から夜明けまで。同協会の坂本幸雄会長は「ライトアップした温泉やぐらを湯量豊富で高温の熱川温泉の魅力を伝えるシンボルとしてアピールしていきたい」と話した。
- 伊豆新聞 2016年07月27日 港照らす郷愁の光 東伊豆・稲取で社会実験
- 東伊豆町稲取の稲取漁港の夜間ライトアップがこのほどスタートし、ひなびた漁師町を照らすノスタルジックな明かりが住民や観光客を和ませている。
港湾に沿って波止場や漁協セリ場、町役場、住宅が建ち並ぶ地形的特徴のある稲取漁港と周辺の街並みを観光資源として売り出そうと、観光関係者らで組織する稲取環境基盤整備推進協議会が町の助成を受けて行った。企画には熱川温泉の活性化策を提案している工学院大西森研究室と、東京都市大学小林研究室が協力し、同温泉と合わせた照明社会実験「夢あかり2016」として、実施した。
ライトアップしたのは防波堤と舟揚げ場、伊豆漁協稲取支所のセリ場、港湾施設、町役場と駐車場、周辺の街並みなど。白熱電球を中心に計約180個の電球を各所に配して港湾の水のゆらぎを演出。さらには素朴で温かい漁師町の風情を醸し出している。
同協議会事務局の稲取温泉旅館組合は「稲取漁港周辺は、国道135号沿いなどの高台から見ても美しい。夜の街歩きを楽しんでもらい、見る人に感動を与えたい」と話した。
点灯は日没から午後11時ごろまで。来年春の「雛(ひな)のつるし飾りまつり」まで点灯する予定で、住民や観光客の反応を見て、照明の在りようを含めた今後のまちづくりに生かしていく。
立川南口照明社会実験
- 東京新聞 多摩版 「立川らしい夜間景観を」諏訪通り商店街で照明実験 都市大が協力 2013年11月3日
- 立川駅南口の諏訪通り商店街振興組合(会員百十八人)で二日、立川市と東京都市大学建築学科の協力で、立川らしい夜間の街路景観づくりをめざす照明実験がスタートした。今月末まで既存の明るい街路灯を消し、小型の光源などを使って統一感ある魅力的な夜間景観を探り、将来の街づくりに生かす。
- 対象エリアは柴崎中央公園と隣接する街路。都市大建築学科の小林茂雄教授の研究室で学ぶ学生らが、オレンジ色の暖かみのある発光ダイオード(LED)電球を使った照明を路面近くに配置したり、各店舗の入り口や看板に豆電球を取り付けたりした。振興組合もビルや駐車場の入り口などにある白い蛍光色の照明をオレンジ色に替えるなどした。
- 小林教授は「人を誘う光、住む人の存在や文化を感じさせる光など一つ一つの光の配置に意味を持たせている。街の特徴を生かした夜間景観を創り出したい」と話す。一カ月後に住民や通行人にアンケートし、効果や人の回遊性などを検証。三年計画で駅南口各商店街にふさわしい照明の設置をめざす。
振興組合の榎本誠理事長は「各店が単独でやっていた灯(あか)りをどう統一するか。難しい面はあるが、街づくりにとって価値ある試みだ」と期待する。実験は市が「街づくりにあかりの活用を」と振興組合に提案し、小林教授を紹介した。
- この日はキャンドルナイトのイベントも開催。学生らの発案で地元の市立第一小学校の児童と商店街の人たちが、絵や顔写真をデザインした筒型行燈(あんどん)五百個と小さいペーパーバッグ行燈百個を作製。公園や路上に設置し、幻想的な雰囲気に包まれた。
- 毎日新聞 商店街の街路灯 2013年11月24日
- 立川経済新聞、Yahooニュース 「立川らしい夜間景観を」−立川駅南口・諏訪通り商店街で照明実験 2013年11月21日
- 立川駅南口の諏訪通り商店街で11月2日から、「立川らしい夜間景観とはなにか」を考える照明社会実験が行われている。協力は立川市と東京都市大学工学部建築学科。
同実験は地域主体の夜間景観の改善を期待していた同市が、同大学の小林茂雄教授に依頼。小林研究室の学生らが地域の人たちと相談し、社会実験をしながら、地域にふさわしい夜間景観を考え、改善していくことになった。
「同地域は均一で明るい街路灯のため、建物や店舗、人の存在を表す低輝度の光や街並みが感じられなかった。また明かりの重心が高く、歩行者のための光ではなかった。公共の道路空間と、民間の建物との灯が別々に計画されており、街路全体や建物や施設同士にも景観的な統一感がなかった」と小林教授。
実験では既存の明るい街路灯を消灯し、フラッグと歩道部分を照らすスポットライトと、足元灯を設置。通りに面した駐車場、駐輪場、マンションエントランスの白色蛍光灯の大半を、光色の調和を持たせるため電球色蛍光灯に変えた。窓の中、バルコニー、建物入り口、ひさしの裏、屋上などにも光を配置した。
「人をいざなう光、住宅や店舗に迎える光、緑を感じる光、安全を確保する光、休憩のための光、人の気配を感じる光など、一つに意味を持たせている。どこにどんな光があれば良いのかを、地域の人々と考え、協力しながら設置していった。明かりによって人が導かれ、地域を回遊してもらえること、路上の安心感・安全性などの効果を期待している」
実験中に地域住民や立川市民にアンケートを取り、実験結果に基づいて、今後の常設照明の計画を検討していく。実験は11月末まで。
『温個灯新(おんこちしん)』ハッピーロード尾山台
- 産経新聞 2012年6月4日 「5日からユニーク電飾イベント 世田谷・尾山台」
- 東急大井町線尾山台駅周辺の商店街「ハッピーロード尾山台」(東京都世田谷区)の44店で5日から10日、店の特色や店主の人柄を「あんどん」などの光で表現するユニークな電飾アートイベント「温(おん)個(こ)灯(ち)新(しん)2012」が開かれる。
同区にある東京都市大建築学科の小林茂雄教授(44)の研究室が企画。電飾類は同学科137人の学生と店主らが協力して制作した。「イベントをきっかけに商店街に愛着を持ってもらい、地域の交流拠点にしてもらえたら」と小林教授。
5日と9日の午後4時から、小学生を対象に、てるてる坊主をLEDなどを使って作るワークショップが開かれ、制作した作品は街路に展示される。参加無料。問い合わせは(電)03・5707・2189。
- 自由が丘経済新聞 2012年06月06日 「尾山台商店街でイルミイベント「温個灯新」−東京都市大建築学科とコラボ」
- 尾山台商店街振興組合(世田谷区尾山台3)で6月5日、店舗の特徴を光で演出し商店街の活性化を図るイルミネーションイベント「温個灯新(おんこちしん)2012」が始まった。
- ・・・イルミ点灯時間中は既設の街路灯を消灯し、「周辺環境の特徴を生かした『夜の街の景観』」を提案する。小林教授が考える街路灯とは、「単に明かりを目立たせることよりも、道沿いの建物やその中にいる人の気配や様子を、光を通して感じてもらえるもの」だという。
- ・・・「街路灯の消すことで全体が多少暗く感じられるだろうが、少しの光をデザインすることで省エネかつ安心できる街路を作ることはできる。光の奥にある温かみを使って街の人の思いを伝えることで、みんながつながる街をつくっていければ」と小林教授。
- ケーブルテレビiTSCOM 2012年06月06日 今日の「とれたて!」
- 今日の「とれたて!」は、ハッピーロード尾山台商店街で昨日から開催された、「東京都市大学 × ハッピーロード尾山台商店街 温個灯新2012」を紹介しました。
商店街の店舗を、行灯やLED照明で彩るこのイベント。東京都市大学が企画を持ち寄り、商店街の店舗が賛同した運びです。
通りの街路灯を消し、店舗の照明と行灯、LEDのみで照らすことにより店舗ごとの個性をPR、さらには省エネを掲げて行われました。
商店街の通りすべてが、LEDを仕組んだテルテル坊主や行灯によって、照らされます。街路灯よりも暗いですが、通りを照らす明るさはどの程度が最適か、なども考慮しており、大学では、今後の発展のためのデータとして活用するそうです。
- 全私学新聞 2012年7月13日 「大学生が手作り電飾で商店街をライトアップ」
- 尾山台駅前から大学へと続く約350メートルの商店街がやわらかな光に包まれた。店先を飾るライトや電飾は全て学生の手づくり。企画に賛同した44店舗の要望を聞きながら仕上げた。
- 読売新聞 2012年06月8日 朝刊
ラスベガスのネオン
- NHK(BS2&BSハイビジョン) 『熱中スタジアム』 「ラスベガス(1)」
[BS2] 2010年6月18日(金) 午後10:00〜午後10:59 [BShi] 2010年6月17日(木) 午後7:00〜午後7:59
- ラスベガスのホテルを語る上で欠かせないのは、美しいネオンの輝き!
小林茂雄さん
- ラスベガスは、歓楽街。
歓楽街の性格とネオンの光には、「美しさ」と同時に「はかなさ」とか、「色気」みたいなのを感じますよね。「色気」っていうか、「セクシーな感じ」。
ラスベガスは「ネオンの聖地」ですから!ネオン看板が50基あったら、50基巡礼しに行くわけですよ!
ネオンはひとつのアート
これはフラミンゴの羽を表現しているもの。3次元的でダイナミックで、造形的に美しい。
普通、ネオンサインというものは、企業の広告をそのまま拡大したものです。でも、ラスベガスの場合、ひとつひとつオリジナルなんですよね!
これはダウンタウンのもの。ダウンタウンは通りに対してカジノが接してるので、迫力があるんですよね!
ネオンの光が、体にビンビンくるわけです!まるでネオンのシャワーを浴びているように!
- ネオンミュージアム
かつて、ラスベガスの夜の街で輝いていたネオンが保存されてる場所。その数、およそ180基。
ネオンは街の雰囲気や国民性の象徴
アメリカ人の持つ“エンターテイメント性”っていうか、みんなを楽しませたいっていうものが、ラスベガスのネオンのデザインにかなり濃縮されて表れています。
ネオンの文化を一番感じられる街がラスベガス。
古いネオンと新しい光が混在して、ごちゃごちゃになっているような街になっていけば、いろんな光を発見したり、楽しんだり、光の文化を学んだりできる場所になるんじゃないかなと思っています。そんな、光の博物館のような街になってほしい。
ハウスクエア横浜イルミネーション
- 港北経済新聞(2012年12月05日) ハウスクエア横浜でイルミネーション始まるー地元大学生が企画
- ハウスクエア横浜(横浜市都筑区中川1、TEL 045-912-7473)で現在、クリスマスツリーと地元大学生が企画したクリスマスイルミネーションが点灯している。ハウスクエア横浜は、モデルハウスと、設計・施工店、エクステリア専門店、不動産仲介店、住宅設備機器のショールームやインテリアショップなどが入った「住まいの情報館」から成る総合住宅展示場。同館ではその広い敷地を活用するため、これまで地元企業や大学と協力してさまざまな企画を展開してきた。同館エントランスホールには高さ約5メートルのクリスマスツリーが登場し、華やかなオーナメントで飾られている。屋外の展示場にはLEDを使ったオブジェなどでクリスマスイルミネーションを展開。同館近くに立地し、照明・色彩を中心とした環境心理学の研究をしている東京都市大学工学部建築学科・小林茂雄研究室の学生を中心に企画・設置・運営を行った。同館営業本部営業企画部の杉浦允人さんは「昨年に引き続き東京都市大学の学生に協力していただいた。光のオブジェを使って、どのように空間を演出しているかに注目してほしい」と話す。点灯時間は16時〜20時。12月25日まで。
- 朝日新聞神奈川版 2011年12月20日 大学生が設計「楽しめる照明」
- 横浜市都筑区の住まいの情報施設「ハウスクエア横浜」で、東京都市大学建築学科の学生約40人が設計したクリスマスイルミネーションが住宅展示場の夜を彩っている。「省エネ」を追求し、LED電球や消費電力の小さい白熱灯のほか、光源を最小限に抑えるため広範囲を照らす電球も利用。住宅の形を浮き上がらせる工夫や、座ると光る手作りの仕掛けなどで「楽しめる照明」を目指した。住宅17棟を照らすという大規模企画で「いろんな意味で挑戦だった」と代表の前博之さん(23)。時には徹夜作業にもなったというが、温かみのある明かりが大好評という。水曜休館。25日まで。<写真>住宅展示場に飾られた小さいプレゼント型の明かり=横浜市都筑区。
- 港北経済新聞(2011年12月07日) 地元大学生が企画したイルミネーション点灯−ハウスクエア横浜
- ハウスクエア横浜(横浜市都筑区中川1、TEL 045-912-7473)で現在、地元大学生が企画したクリスマスイルミネーションが点灯している。ハウスクエア横浜は、モデルハウスと、設計・施工店、エクステリア専門店、不動産仲介店、住宅設備機器のショールームやインテリアショップなどが入った「住まいの情報館」から成る総合住宅展示場。同館ではその広い敷地を活用するため、これまで地元企業や大学と協力してさまざまな企画を展開してきた。今回はクリスマスにちなみ、LEDを使ったクリスマスイルミネーションを展開。同館近くに立地し、照明・色彩を中心とした環境心理学の研究をしている東京都市大学工学部建築学科・小林茂雄研究室の学生を中心に企画・設置・運営を行っている。施設内には座ると光るギフトボックス型の照明など、大学生のアイデアで作られたイルミネーションが点灯。これらは消費電力の少ないLEDを使ったほか、「いかに少ない数の明かりで夜を彩ることができるか」という「省エネ」も意識して飾り付けた。点灯時間は17時〜21時。12月25日まで。
横浜市中区山手西洋館イルミネーション
- 日経アーキテクチャーKEN-Platz 「12月25日まで横浜・山手でイルミネーション、夜間でも安心して歩ける環境に」 2007年12月20日
- 2007年12月1日から25日まで、横浜市西区の山手西洋館で恒例のクリスマス・イルミネーションが行われている。昨年までは、7棟の西洋館それぞれが独自に建物をライトアップしていたが、今年は、ぼんぼり光環境計画(東京・新宿)と武蔵工業大学小林研究室が共通のテーマに沿ったライティングデザインを手がけている。
- 読売新聞神奈川版 「山手西洋館クリスマスイルミネーション2007」
横浜市中区日ノ出町・黄金町
五箇山相倉合掌集落
富山市八尾町
石川県和倉温泉
東京都市大学キャンパスイルミネーション
小林研究室