落書き問題に関するメディアへの出演
落書き問題の研究者として、下記のテレビ番組に出演しました。
- NHK総合テレビ 「難問解決!ご近所の底力」
- 大迷惑!落書きはなくせるか
- 2003年5月1日(木) 21:15〜22:00
- 放送内容
- テレビ朝日 「スーパーモーニング」
いずれも、近年急速に増加している都市の落書き問題を取り上げています。小林は落書き問題について環境心理学的に研究する立場から、落書き行為者の意図について解説したり、対策などについて意見を述べました。
落書きは、そのほとんどが粗悪で低俗なものですが、一部には質の高い絵画のようなものがあるのも事実です。落書き問題を考える際、その否定的な面だけに着目するのではなく、肯定的な面をいかに取り込むようにするかが重要だと思われます。
このテレビ出演をきっかけに、落書き問題に関する問い合わせを数多く受けるようになりました。ただし新聞やテレビでは、私が本当に主張したいこと(落書きする若者を取り込んだ活動にしていくべき)をなかなか扱ってもらえないため、もどかしさも感じます。研究室では、こうした問題の解決に少しでも役に立てるように、積極的に取り組んでいます。
その後のメディア等への出演・コメント
- 毎日新聞 2003年6月24日 「落書きにNO!」
- 落書きする者の意図や行動パターンに注目し、特徴を分析して対策を立てることの重要性をコメントしました。
- TBSラジオ 森本毅郎スタンバイ! 2003年6月27日 6:30-8:30
- 落書きの種類による対策の立て方や、落書きが引き起こす社会的な問題点について解説しました。
- TBSテレビ 「ニュースの森」 2003年8月21日 17:50-18:55
- 落書きによって波及する問題と、落書きの消し方について、被害の現場でコメントしました。
- 日本経済新聞 2003年11月26日 「落書き消すぞ 住民ボランティア各地で組織」
- 全国的に被害が広がる落書きに対して下記のコメントをしました。
- 落書き問題を研究する武蔵工業大の小林茂雄助教授(環境心理学)は「以前は渋谷など繁華街中心だったが、ここ数年で全国に浸透してしまった」と指摘。「塗り直しなど住民の手が加わっていることを示す痕跡には、再度汚すことをためらわせる効果がある。ただ塗料などは高価なので行政による支援が必要」と話している。
- 日本経済新聞・近畿版 2003年11月28日夕刊 「落書き追放へ住民結束 繁華街・駅前で被害続出」
- 近年の落書きの全国的な浸透と、落書き除去への取り組み方についてコメントしました。
- 名古屋テレビ スーパーJチャンネル 「名古屋は落書き無法地帯?」 2003年12月12日 18:15-
- 近年、被害が急速に増加している名古屋市街の落書きについて、落書きのタイプや対応策についてコメントしました。
- 日本テレビ 「ザ・ワイド」 2003年12月16日 15:20-
- 落書き防止対策として壁画を作成するという下北沢商店街の試みを紹介し、その防止策がどの程度効果的なのかや、その問題点についてコメントしました。
- TBSテレビ 「噂の東京マガジン」 2004年1月25日 13:00-
- 「だれが?なんのために?街に溢れる!謎の落書き!」
- 落書きが引き起こす様々な問題についてコメントしました。
- フジテレビ 「スーパーニュース」 2004年4月1日 18:18-
- 「住民仰天…衝撃の正体女落書き魔犯行の瞬間塀も電柱もお構いなしスプレーで31カ所次々”人を困らせたくて”あぁ古都が汚される…鎌倉マダムの怒り爆発死闘密着」
- 落書き対策としての欧米での取り組み、ルールを紹介しました。
- 日本経済新聞 2004年7月28日 「悪質落書き消えるか 多い文化財」
- 奈良県の定めた落書きを防ぐための罰金付条例についてコメントしました。
- 「(罰金による)抑止効果はあるとしても、落書きが完全になくなるとは思えない」「落書きは今、首都圏から地方に広がっている。少しの汚れでもすぐに消すなどして、描きづらい環境をつくることが大切だ」と指摘した。
- 毎日新聞 2004年12月10日 「街を守る[落書き編] :取り組む人々に聞く 住民、行政の連携を」
- 街から落書きをなくすにはどうしたらよいのかについて、下記のようにコメントしました。
- 「建物に落書きされることは所有者に損害を与えるが、同時に地域の景観や治安を乱すことになる。落書きは地域の問題であり、所有者が我慢すればよいというものではない。落書きを放置しておくと、治安が悪化する。住民が率先して活動するのは大切だが、行政が早い段階で支援する必要がある。落書きは地域で一斉に消すのが効果的。消した後に描く壁画は、住民の合意を得た図案であること、落書きされにくいよう大きな空白を作らないこと、被害に遭っても修復しやすい絵や色を使うことなどが大事だ。」
- フジテレビ 「スーパーニュース」 2005年5月23日
- 電車の窓ガラスなどに鋭利な金属で傷をつける落書きについて、問題点や行為者の意図についてコメントしました。
- 中日新聞 2006年2月26日「栄で落書き多発 薄い若者の犯罪意識」
- 名古屋の繁華街で近年増殖している落書きに対してコメントしました。
- 「落書きは、できるだけ早く対応し、消すことが肝心だ。48時間以内に消すと次第に落書きは収まっていく。少しでも落書きがある場所は、再び落書きがしやすい環境となってしまう。住民が対策に懸命に取り組んでいる姿勢をみせることが効果的だ。」
- 毎日放送テレビ「ちちんぷいぷい」 2006年4月20日 14:00−
- 奈良県法隆寺の国宝東大門の柱への落書きに関連して、近年の落書きの動向や落書きする意識についてコメントしました。
- NHK総合テレビ 「難問解決!ご近所の底力」 2006年7月31日(月) 22:00〜23:30
- 「新型落書きを一掃せよ」というテーマで、大阪アメリカ村の「タグ」による被害を取り上げたものです。小林は番組のアドバイザーとして、タグを書くことの意識や、対策などについて解説しました。
- 放送内容
- テレビ朝日 「スーパーモーニング」 2006年9月4日(月) 7:30〜9:55
- 近年の落書き問題について、行為者の心理や背景、落書きが引き起こす問題、落書き対策についての欧米の事例などについてコメントしました。
- 関西テレビ 「FNNスーパーニュースアンカー」 2006年9月5日(火)18:25〜18:35
- 大阪アメリカ村の建物壁面やシャッターへの落書きに対して、落書きの背景や引き起こす問題などについてコメントしました。
- 夕刊フジ 2007年1月22日
- 「アートか犯罪か…謎のステッカー「BNE参上」増殖中 新宿、渋谷…海外都市でも」という記事の中で、下記のようにコメントしています。
- 一方で、「フリーウォール(リーガルウォール)の活用は一定の規制を設けるべき」と語るのは、「落書き問題」を日本で唯一研究する武蔵工業大工学部・小林茂雄助教授。小林助教授は「アメリカではライターに自由に描かせた結果、都市の荒廃を招いて失敗した。大事なのは環境との調和」と話す。『BNE参上』などのタギングについては、「自分の名前を落書きしているだけでは自己満足の域を出ない」(小林助教授)と否定的だ。東京都も駒沢公園や六本木トンネルの歩道などにリーガルウォール施設を設置した結果、グラフィティアートが描かれた場所とその周辺は、なぜか落書きがなくなる意外な“アート効果”があったという。
- 名古屋テレビ「UP!」「許せない!落書き」 2007年3月13日(火) 18:17〜19:00
- 東京や大阪、名古屋など都市部で頻繁にみられる落書きのタイプと、その背景についてコメントしました。
- 読売テレビ ニュース番組 2007年5月15日(火)
- タグなどの落書きの増加によって、窃盗犯や訪問販売者が住宅や店舗の情報を記す暗号が紛れ込みやすくなるなる、という問題について説明しました。
- SBS静岡放送(TBS系列) 「テレビ夕刊イブニングニュース」 2007年09月10日(月)
17:45〜18:55
- 落書きに潜む危険とは・・・」という特集の中で、静岡県内の橋や堤防などにかかれた落書きの特徴を分析し、対処法などについてアドバイスしました。
- 放送内容
- 読売テレビ ニュース番組 2008年06月25日(水) 16:00頃
- フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂への日本人による落書きに関連して、落書きの動機について説明しました。自分の居た証を記念に残す記念型と、他者に対して表現する表現型に分類しました。今回の落書きは前者。電話での出演です。
- フジテレビ 「スーパーニュース」 2008年07月1日(火) 16:50頃
- 上越新幹線の車両へ描かれた「HACK」という落書きに関して、落書きのスタイルや動機を説明し、背景になっているグラフィティにつ関して解説しました。
- 日本テレビ 「NNN News リアルタイム 」 2008年07月1日(火) 17:10頃
- 上越新幹線の車両への落書きについて、動機や落書きに要する時間などを説明しました。
- NHK総合テレビ 「ニュースウオッチ9 」 2008年07月1日(火) 21:00〜
- 新幹線への落書きに関連して、ニューヨークで発生したグラフィティの起源や、列車に何故描かれるのかということなどを説明しました。
- 日本テレビ 「スッキリ!! 」 2008年07月2日(水) 8:09〜8:19
- 上越新幹線の車両への落書きについて、動機や落書きに要する時間などを説明しました。
- 日本経済新聞 朝刊 「文化財 落書きに泣く 」2008年7月2日(水)
- フィレンツェの落書きをはじめとして名所旧跡での落書きに関連してコメントしました。
- 「記念」の心理か 小林茂雄・武蔵工業大准教授(環境心理学)の話 名所に到達した達成感や文化財に触れた感動から「記念に証を残したい」という心理が働くのだろう。「書かれては消す」の繰り返しでは落書きはなくならない。落書きを消す活動に参加させるなど、行政や学校を通じた子どものころからの啓発が重要だ。
- テレビ朝日 「やじうまプラス」 2008年07月3日(木) 7:29〜7:39
- 名所や旧跡に書かれる落書きの背景と日本人の落書きの特徴についてコメントしました。また日本とイタリアでの落書きの処罰や報道に対する温度差についてコメントしました。
- 西日本新聞 朝刊 「景観台無し、罪悪感薄く 目立つ落書き あっちこっち 福岡市でも各所に 」2008年7月4日(金)
- 福岡市内の落書きに関して、下記のようにコメントしました。
- 都市の落書きについて詳しい武蔵工業大学の小林茂雄准教授は「人が書かない場所に書くことで目立ちたい、自慢したいという気持ちになるようだ。アメリカのストリートアートをまねているようだが芸術の域に達していないものが多い」と指摘している。
- TOKYO-FM 「ワンダフルワールド」 2008年7月9日(水) 17:10頃と19:30頃
- 落書きする動機について、落書きされる場所や種類別に説明しました。またノートなどに何気なく書いてしまう落書きについて、ストレスやメンタル面からコメントしました。