キャンパスイルミネーション 2005
5月31日−6月2日 午後7時−9時
作品のタイトルとコンセプト

作品集

講評
 

夕暮れ後のキャンパスが、3日間限定で光によって演出されます。広場や建物間の路地に大小さまざまな明かりが配置され、人が集える・楽しめる・安らげる空間が作り出されます。



キャンパスイルミネーションとは
  • 建築学科で開講している建築環境工学(1)(受講生は2年生と3年生のほぼ全員で合計約220名)の中で、照明デザインの実習としてキャンパスを相手にした光のデザインに取り組むものです。以前は室内に設置する小型の照明器具を制作するという課題を出していましたが、建築に対する光のセンスの幅を広げるには、もっと大きなスケールでデザインさせるべきではないだろうか、と考えました。また、夜の大学キャンパスは遅くまで勉学に励む学生が多いにも関わらず、非常に寂しげであるため、この環境を自分たちの手によって魅力あるものにできないだろうかとも考えました。
  • 参加学生は10人ずつの計21グループに分かれ、それぞれのグループがキャンパスの特徴(建物の配置や敷地の高低、植栽の位置など)を読み取り、その環境に陰影を与えることによってどれだけ豊かなものにできるかについて頭をひねっています。また、透過や反射を生かす工夫をすることによって、光が周辺に投げかける効果を最大限に高めようとしています。開催日までの数週間、毎日現場で念入りな実験を行っています。
  • 大学キャンパスをライトアップする試みは必ずしも珍しいものではありませんが、多くは業者の手を借りて設計・施工するものであり、私たちのように全てのプロセスを学生の手によって行うという例は稀有であります。イルミネーションにかかる機材の一部は照明メーカー(大光電機株式会社)からの貸与でまかなっていますが、ほとんどの材料や設備は学生自身による出費によるものであり、合計すると100万円以上が費やされています。自分たちのお金と手でやるからこそ、他にはどこにもない力の入った作品が現れてくるのです。