陸前高田市竹駒地区・未来商店街で照明社会実験
2013年9月10日〜10月2日

ぼんぼり光環境計画と合同で、東日本大震災の被災地である岩手県陸前高田市の陸前高田未来商店街や竹駒町地区周辺で照明社会実験を実施しました。
この地域は仮設店舗が密集する地域ですが、街灯が設置されていないため、夜間は辺り一帯が暗がりになり安全面に課題がありました。
本実験では、街灯を設置して安心感と防犯性を高めるとともに、夜間の津波発生時の避難経路の安全性を検証しています。
期間終了後は、地域の方々の要請を受け、照明の大半を現状のまま設置、寄贈しました。



照明実験の趣旨とスケッチ(PDF)

照明の配置と設置風景(PDF)


竹駒町交差点から高台へとつながる遊歩道に連続的に設置した灯りは、
夜間に散策しやすくなると同時に、津波からの避難を誘導します。


高台にある祠を太陽電池式照明によってライトアップしました。
避難時の目印ともなります。


陸前高田未来商店街のコンテナや仮設建物、経路などにあかりを灯しました。


休憩場所に人のいる気配をつくり出しました。

ぼんぼり光環境計画+小林研究室街路班


設置風景