このイベントは公共の色彩を考える会

カラーウォッチングの一環として行われました。


夜の街には街灯だけでなく、

店や住宅の内部から漏れる光

看板の光、植栽の光など様々な光が溢れています。


計画停電が実施され節電について

意識が高まっている今、私たちが本当に

必要としている光はどのようなものなのか?


色、位置、光の大きさなど様々な視点から

人が好ましいと感じる夜の光について

考えながら歩きます。

 

浄土宗の名高い寺の名が、街の名前の由来にもなっている祐天寺。渋谷駅から東急東横線で3駅。

駅に降りた途端にどこか懐かしい空気を感じます。

その理由は街を形成している4つの商店街。

2代、3代と続く肉屋や惣菜屋、定食屋が並び、

まるで昭和にタイムスリップしたかのよう。


中目黒に近づくにつれて、若いオーナーの個性が光る

古着ショップやカフェも増えてくる。

懐かしさと新しさが共存する街。

まだ成熟はしていない、レトロで新しい夜の風景を探します。

 

・はじめに


イベントでは少人数のグループに

分かれて街を歩き、

気になるポイントを見つけては、

感想を共有していきました。


人がどんな光に興味を示すのか。

人が不快に感じる光とはなにか。

光を気にかけるきっかけとはなにか。


ひとりひとりの興味の矛先を

歩きながら汲み取っていきます。

 

・祐天寺と中目黒

・調査